一戸建てのマイホームを購入するのであれば、

事前の物件に関するチェックは必要不可欠

と言えます。

マイホームの購入は、ほとんどの方が一生に一度の大きな買い物となるはずです。買ってから後悔しないためにも、徹底的な事前調査で、失敗のリスクを限りなくゼロへ近づけましょう

ここでは、不動産物件に関するさまざまな情報をご紹介しています。

不動産物件に関する情報収集が大切な理由

物件の情報は、巷に溢れかえっています。折込チラシを始め、住宅情報誌や不動産業者の住宅情報、モデルルームもさまざまな場所で展示されています。これらの膨大とも言える物件情報の中から、自分にピッタリの家選びをするのはかなり大変です。

けれど一戸建てというのは、大抵の場合で長く住み続けることを前提として購入をするはず。

20年30年と住み続けることを考慮

した上で、自分たち家族のためのベストとなる物件を選ぶことはとても大切です。

事前調査を怠ったために、実際に住んでみたら「思ったより交通の便が悪かった」「学校が遠い」「日当たりが今ひとつ」といった、不便さを感じてしまうケースは少なくありません。

人気の物件は早く売れやすいというのは事実ですが、焦って見切り発車のように早急な購入をしてしまうと後悔しかねません。

事前に情報収集をして、住む人全員が納得した一戸建てを購入することが、将来にとってはベストの選択になります。

不動産業者の見分け方

物件を見る前に、不動産業者が信頼できるかもチェックしておきたいポイントです。不動産広告は物件探しの参考はもちろんのこと、信頼できる不動産業者かどうかの判断材料にもなります。

例えば、土地と建物を含んでいる広告で、間取りなどを変えることができる建物にもかかわらず、土地建物の総額を表示している広告。実際に建てていない建物の広告を出すのは宅建業法の規定を守っておらず、法律にも違反しています。ルールを守っていない業者が、信頼できる業者のはずはありません。

また、おとり広告にも注意が必要です。実際に存在していない、もしくは人気があった物件を問い合わせ目的で掲載し続けているケースは多く見られます。おとり広告を見て問い合わせたのに、契約済みだと言われて別の物件を紹介されたというパターンです。こちらは不動産広告に関する決まりごとを知らなければ判断が難しいというのは否めません。

不動産業者自体を信頼できるかどうか判別するためには、

実際に業者へ足を運んでみて、
どんな風に物件情報を出しているか

を見てみるのがオススメです。

不動産業者の簡単な見分け方

一番簡単な見分け方は、道路上に出している看板広告。歩道に物件情報の看板を置いている不動産業者はとても多いですが、敷地外の道路に看板を出すのは違法です。基本的なルールを守っていない業者を信頼するべきではないと言えるでしょう。

物件見学に行ったときに見るべきポイント

ここからは基本的な情報収集の方法や、見るべきポイントについてお伝えしていきます。

物件を見学しに行くというのは、一番基本的な情報収集の方法と言えるでしょう。例えよく知っているエリアであっても、実際に住むとなると話は別です。

時間や天候などの条件を変える

周辺施設によっては平日と休日でも雰囲気が大きく変わることもありますし、天候が違えば見え方も変わります。平日と休日の交通量の差や、水はけのチェックなどは実際に見てみなければイメージがしづらい部分です。

物件の場所が遠いと時間も手間もかかってしまいますが、できれば何度か条件の異なる日を選んで見学へ行ってみましょう。

日当たりに関しても入念なチェックは欠かせません。周辺にビルなどの高い建物があるかどうか、また今後そうした建物が建つ予定はあるのか。まだ買おうとしている物件に建物が完成していない場合でも、周辺の建物をチェックして実際の日当たりをイメージしてみることはとても重要です。日当たりは時間帯で大きく変わるので、見学に行く時間帯もなるべく変えて行きましょう。

家族のライフスタイルに合っているかどうか確認

家族のライフスタイルから考えた住みやすさについての確認も忘れてはいけません。

買い物へ行きやすいかどうか、学校はどの程度の距離なのか、通わせられる保育園はあるのかなど。もちろん駅などの交通機関へのアクセスも忘れずに。いざというときにすぐに行ける病院があるかどうかも、見落としやすいながら大事なポイントです。住んでみたときの生活をできるだけ具体的にイメージしておきましょう。

最寄り駅から物件まで実際に歩いて確認することも大切です。物件情報に書かれている徒歩所要時間は、道路距離80mを徒歩1分として換算されています。ですが、この情報は踏切の横断や信号待ちの時間は含まれず、たとえ急な坂道であっても同じ80mで徒歩1分として表記されている数値です。実際に歩いてみたら坂道ばかりで思ったよりも時間がかかったり、なかなか開かない踏切があるというケースもあります。

空き地があるときは今後の予定を確認

候補物件の隣近所に空き地があるときは、今後どういった建物が建つのかを確認しておきましょう。

ごく普通の一軒家であれば特に問題はありませんが、広い空き地だった場合はマンションやアパートなどが建てられるケースも考えられます。建物の高さによっては日当たりに大きく影響するので、あらかじめ確認しておくことでリスク軽減を図りましょう。

図面と物件を比較するときのポイント

1周辺施設の距離

候補物件の地図をチェックして、駅や学校、病院やスーパーなど、日常的に利用する施設の場所を確認しておきましょう。これらの施設が近いか遠いかで、住みやすさは大きく変わります。

2境界線

測量士もしくは土地家屋調査士が作成した実測図を見て、土地の境界線を確認しておきましょう。隣家との境界線が曖昧だったためにトラブルに発展するケースは少なくありません

3災害リスクの情報

物件の周辺地域の災害リスクも把握しておく必要があります。さまざまな自然災害リスクを調べることができるサイトもあるので有効活用すると良いでしょう。(例えば”国土交通省ハザードマップポータルサイト“など)リスクをあらかじめ知っていれば対策をとれます。

4日当たり

物件の日当たりは図面では分かりません。実際に物件を確認して、周囲の建物による日当たりに影響があるのか確認しておきましょう。

5通行権

道路は公道と私道に大別され、公道は自由に行き来できますが私道は原則的に権利を持っていなければ使用できません。私道は私有地なので、通行するには通行権が必要となります。通行権は「囲繞地(いにょうち)通行権」「通行地役権」「通行の自由権」などを指しています。詳しい説明は省きますが、要するに私道は他人の土地のため所有者の合意が明確でなければ、場合によっては通行すらままならないということになります。物件を購入する前に、周囲に制限のある私道があるのかどうかを不動産業者へ確認しておきましょう。

分譲一戸建てモデルルームを見学するときのポイント

モデルルームを見学するときに見るべきポイントは、やはり家そのものです。キッチンなどの設備も大切ですが、床や壁の素材、断熱材や換気ダクトについてもしっかりと担当者に確認しておきましょう。

実際に住むことになった際に大きく関わってくるのが、安心・安全に住み続けられるかどうか。耐震性能や耐火性能、断熱材などもチェックしておきたいポイントです。

モデルルームを見学すると、つい照明や家具などのインテリアや、キッチンやバスルームなどの水回りを見てしまいがちになります。ですが、それら表面だけでなく、目に留まりづらい部分を細かく確認しておくことこそが、実際の住みやすさに直結します。

また、モデルルームに使用されている床や壁などの素材はグレードが高く、値段もその分高額です。実際に家を建てるときに素材のグレードを下げる場合は、見た目の印象が多少変わることも考えられます。

具体的な購入に進むときに見るべきポイント

気になる物件を絞り込んで本格的に物件購入の手続きへ進む段階へきたら、物件情報の最終確認を行いましょう。

不動産業者から重要事項説明書を受け取ったら、書かれている内容をしっかりと読む必要があります。重要事項説明書には「取引物件に関すること」「取引条件に関すること」「その他のこと」が書かれています。

取引物件に関すること

この項目には

  • 登記記録の詳細
  • 法令に基づく制限
  • 私道に関すること
  • 電気ガス水道の設備について

など、物件に関する詳しい情報が書かれています。

登記記録の詳細

土地や立物の所有権といった権利について。また、登記記録に記録されない権利についても、ここには記載されています。

法令に基づく制限

都市計画法など地域によっては制限される建物の用途に関することや、建築基準法による建ぺい率などが記載されています。

私道に関すること

敷地に私道が面している場合の位置関係や権利関係、利用する際に負担金が必要なのかどうかについても記載されています。

電気ガス水道の設備

電気ガス水道の設備のそれらがすぐに使えるのかどうか。また、供給形態やガス管の位置といった情報など、生活に欠かせない供給施設について記載されています。

その他にも、建築工事が終わっていない場合は完成したときの構造や、戸建てでない場合は管理規約や管理形態など。詳しく知っておくべきさまざまなことが詳細に書かれています。

取引条件に関すること

この項目には

  • 代金などの金銭
  • 契約の解除について
  • 損害賠償・違約金
  • 手付金等

など、物件を購入するための条件が詳細に書かれています。

金銭に関すること

売買契約にあたる手付金や固定資産税など。具体的な金額や、授受の時期についての説明や詳細が記載されています。

契約の解除

売主もしくは買主に契約違反があった場合、相手が契約を解除できるといったことが記載されています。どういった場合に解除されるのか、その際の手続きなども書かれているので目を通しておきましょう。

損害賠償や違約金

損害賠償や違約金に関する取り決めをしていた場合の内容や金額について。

手付金等

手付金の内容と意味について記載されています。不動産会社が売り主となっている物件売買で手付金を支払う際は、その手付金の意味についての説明する義務があるためです。

その他、ローンの斡旋があった場合はその内容といった、業者と買主が取引をする条件について書かれています。

その他のこと

その他の欄には、物件や周辺環境に告知事項がある場合の内容について書かれています。

例として、土砂災害警戒区域内に物件があるときなど。特別な事項がなければ、ここには特に記載はありません。

不動産物件の選ぶには徹底的なチェックが不可欠!

一軒家を購入するときに調べておきたい事前情報についてご紹介しました。

かなり多くの項目があり戸惑うかもしれませんが、一戸建ての購入はとても大きな買い物です。賃貸マンションのように、なにかあればすぐに引っ越せるという訳でもありません。

買ってから後悔しないためにも、徹底的なチェックはとても大切なことだと言えます。理想のマイホーム実現に向けて、早いうちから情報収集を始めていきましょう。

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